通学読書

理系大学院生が読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

「the four GAFA 四騎士が変えた世界」と「Microsoft 再始動する最強企業」

年始に「欲望の資本主義」で登場していたスコット・ギャロウェイ氏の「the four GAFA」ですが、今セットで読んでおいていいなと思う本があります。 それが「Microsoft 再始動する最強企業」です。 なぜかというと今最大の時価総額を誇る企業がGAFAとMicrosof…

卒業までに読んでみたい本

今年の三月に卒業ということで学生生活も残り三ヶ月となりました。 今日は卒業までに読んでみたい本の種類に関して書いてみたいと思います。 ①英語の本 一冊卒業までに読んでみたいなと思ってます。 半分英語の勉強というのありますが、英語の表現が気になる…

改めて感じる読んでおくと価値がある本

自分の価値観を変えてくれる本と出合ってから本を読むようになりましたが、やはり本から学ぶことが多いなと思います。 そんななか最近、こういう本読めばいいのになと思うことが増えてきました。 今週そう感じたのは「LIFE SHIFT」です。 去年(確か)ベストセ…

新年の番組 part2 欲望の資本主義

こんばんは。 今日も正月の見てた番組を紹介したいと思います。 今日は1月3日の「欲望の資本主義」です! 実はこれ毎年やってるらしいんですけど、これまでは知らずに今年初めて見ました。とても面白い番組で、これまで見なかったことを後悔しました笑 資本…

新年の番組 part1 「サピエンス全史」「ホモ・デウス」解説

2019年になりました。 お正月は面白い番組がいろいろありました。みなさんはどんな番組をご覧になたでしょうか。 僕は1月1日の21:00からBS1で放送されていた「サピエンス全史」、「ホモ・デウス」の解説番組が気になって見てしまいました。 世界で大ヒットし…

ブログ再開します

あけましておめでとうございます。 久しぶりの投稿になりました。 更新するのをやめてしまっていたのですが、発信することはやはり大事だと改めて気づかされたので再び更新していきたいと思います! noteも始めたのですがnoteではまとまった書評や新聞記事の…

「人生」の変化って難しい

先日、経団連が就活ルールを廃止されました。 先月、経団連が発表してから政府残すことを要望したりとありましたが、ルールを廃止する決定がされました。 去年就活していたこともあり、少し気になりながらニュースを見ていましたが、いろいろな視点からコメ…

noteを始めてみた

ついに大学ラストの学期が始まり、夏休み(あったかは定かではない)より少し忙しくなってきました。 ですが!新しくnoteを書き始めてみました! もともと個人で毎日まとめていた日経新聞まとめを公開するために始めたのですが、面白い企画とかもあることに始…

【書評】 「ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望」 トーマス・ラッポルト (飛鳥新書)

今回紹介する本は、トーマス・ラッポルト「ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望」(飛鳥新書)です。 今世界を動かすペイパルマフィアが元いたペイパルの創業者であり、Facebookを支える大物投資家であるピーター・ティールに関しての本…

【書評】 「Microsoft 再始動する最強企業」 上阪徹 (ダイヤモンド社)

今回紹介する本は、上阪徹「Microsoft 再始動する最強企業」(ダイヤモンド社)です。 知らない人がいないであろうMicrosoft、今や時価総額は約8600億ドルと超巨大IT企業です。 世界を支配していましたが、一時期低迷(とはいえ時価総額全米トップ5には常に入っ…

「美意識」を学ぶ前提条件があるのではないか

前回、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」という本をご紹介しました。 今回は、読んでいて感じたことに関して考察してみたいと思います。 ものすごーく簡単に書籍の紹介をすると、今は論理的思考で解決できない問題も増えてきており、対処する…

【書評】 「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」 山口周 (光文社)

今回紹介する本は、山口周「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」(光文社)です。 前回MBAクリティカル・シンキングという論理的思考に関する本をご紹介したのに、それが通用しなくなってきているということを紹介します笑 実は今、世界のエリート…

論理的思考の価値

昨日、グロービス経営大学院の「MBAクリティカル・シンキング」に関してご紹介しました。 論理的思考に関しては、どうしても社会でのスキルというイメージが強いような気がしているのですが、他にも活用できるところがあると思うので、今日は論理的思考の価…

【書評】 「グロービスMBAクリティカル・シンキング」 グロービス経営大学院 (ダイアモンド社)

今回紹介する本は、グロービス経営大学院「グロービスMBAクリティカル・シンキング」(ダイアモンド社)です。 本書は、名前の通り社会人に必須といわれる「クリティカル・シンキング」に関しての本になります。クリティカル・シンキングとは、ロジカル・シン…

スマホゲームからつながる共通の話題

僕にはずっとやってるスマホゲームがあります。 「real racing3」というゲームです。 (レーシングゲームずっとやってますが、免許はまだとり終わってません笑) 画像の中の車は、NISSAN NISMOという車です。 このゲームには、いろいろなスーパーカーも出てく…

たまには笑ってやり過ごすのもいいじゃない

最近、相手と価値観が合わない時ってどうすればいいのかと考えることがありました。 僕は学部生の時はサークルに所属し、院生では研究室に所属しています。 サークルなんかはいろんな人の価値観を知ることができるし、研究室はなにかを極めている人の価値観…

文字通りの「休み」も大切

こんにちは。 そろそろ秋が近づいてきたのかと思いきや残暑という名の猛暑が厳しいですね。 今は「夏休み」の期間ではあるのですが、どのように過ごす人が多いのでしょうか。 最近感じるのが、「休み」だからこそ何もしないというのも大事だなということです…

GAFAを知る意味とは?

前回まで、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介しました。 四騎士各々のビジョン、戦略、共通点やGAFA以降の世界で必要となる要素に関して長々と紹介してきましたが、なぜGAFAを知る必要があると考えてい…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part7

前回は、GAFA四騎士に共通する要素に関してご紹介しました。 booktrain.hatenadiary.jp 今回で最後となりますが、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介したいと思います。 今回はGAFA以降の世界で第五の騎…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part6

前回までは、四騎士GAFA(G:Google、A:Apple、F:Facebook、A:Amazon)各社をご紹介しました。 四社の時価総額合計がフランスのGDP相当という巨大企業のビジョンや戦略を見てきました。 booktrain.hatenadiary.jp そして今回も、スコット・ギャロウェイ「th…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part5

前回までに、第一の騎士A:Amazon、第二の騎士A:Apple、第三の騎士F:Facebookをご紹介しました。 booktrain.hatenadiary.jp booktrain.hatenadiary.jp booktrain.hatenadiary.jp 今回も引き続き、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変え…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part4

前回、前々回で第一の騎士A:Amazon、第二の騎士A:Appleをご紹介しました。 booktrain.hatenadiary.jp booktrain.hatenadiary.jp 引き続き、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介したいと思います。 今回…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part3

引き続き、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介したいと思います。 前回は第一の騎士A:Amazonご紹介しましたが、今回は第二の騎士A:Appleについてご紹介したいと思います。 Appleに関しては、現在のCEO…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社) Part2

こんにちは! お盆休みにネットワークがつながらないところによくいたため、久しぶりの更新となりました。 今回は引き続き、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介したいと思います。 前回はGAFAについてご…

【書評】 「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ (東洋経済新報社)

今回紹介する本は、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)です。 今や知らない人はいないであろう米国IT企業四社の戦略やビジョンについて紹介している本です。 GAFAという名前を聞いたことがない方もいらっしゃ…

高校教育までの統計の基礎知識

こんにちは! 今日はデータサイエンス入門でも出てきた、統計の基礎知識として高校教育までで扱うものを紹介します。 実は、今はセンター試験でも「データの分析」という範囲で統計の基礎知識は出題されています。 平均、分散、標準偏差、相関係数 etc とい…

数が増えた時の可能性

前回ご紹介したデータサイエンスの中で正規分布の話が出てきたので、今回は軽く紹介してみたいと思います! データサイエンス入門にありましたが、母数が多くなると平均への回帰が起きます。 「大数の法則」と言われる法則ですね。 平均前後で左右対称になる…

【書評】竹村彰通「データサイエンス入門」(岩波新書)

今回紹介する本は、竹村彰通「データサイエンス入門」(岩波新書)です。 最近当たり前のように聞くようになったビッグデータやAIですが、そのデータの価値を解釈するためにはデータサイエンスの知識が必要になります。 本書は、これからの時代にデータサイエ…

選択肢がないのか気づいていないのか

こんにちは。 8月ながら学会等に向けてちょくちょく研究をしているASUMOです。 前回は理系の移行について書いてみました。 今回は現在の選択肢に関して少し書いてみたいと思います。 基本的に今の日本では、文系職、理系職というすみわけがされています。 な…

理系にとってどのような移行期間が必要なのか

先日、WORK/LIFE SHIFTを読んだ感想をご紹介いたしました。 今回は実際に自分の立場の時にどのような移行を想定するべきなのかを考えてみました。 今、自分は理系の大学院生なので、予測や感じていることを含めてまとめていきます。 ①研究の分野を変えていく…