通学読書

理系大学院生が読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

「人生」の変化って難しい

先日、経団連が就活ルールを廃止されました。

先月、経団連が発表してから政府残すことを要望したりとありましたが、ルールを廃止する決定がされました。

去年就活していたこともあり、少し気になりながらニュースを見ていましたが、いろいろな視点からコメントがあり面白かったですね笑

 

今日はそんなニュースを見ながら思ったことをまとめていきます。

 

①なぜ教育の期間は伸びないのか

寿命が100年といわれている時代です。

単純に今の人生を比例倍させたら、教育を受ける期間が25年になるんじゃないのか...?とふと思ったのです。

実際には最初に学んだことで生涯仕事をして生きていくという前提自体が疑われているのでそうはならないですが、これまでの考え方を延長するならこのような議論が出てきそうなのに出てこないということは、義務教育や大学教育は依然と同じような捉え方をされているように感じます。

そう考えると大学生活が休学とかで一年伸びることなんて全然問題ないですね!

自分は人生が伸びたのに合わせて教育を受ける期間を一年延長したんだくらいの感じですね!

 

②大学で学ぶことってどう捉えればいいのか

就活ルールの廃止の際に、学業がおろそかになるから反対と数多く言われていました。

転職がよりコモディティ化していく時代であり、大学で学んだことを使い続けることは少なくなると考えられる時代に、学業をどう捉えればいいのでしょうか。

確かにいわゆる勉強と就活で求められていたスキルは異なっていたと思いますが、自分がどちらでも大事にしていたのは「楽しめるように努力する」でした。どちらも最初はハードルがあることが多いのですが、それを超えたら楽しみを見つけられる可能性があります。

つまり努力とは最初のハードルを乗り越えるための熱量であり、超えてしまえばあとはなんとかなるものであったりします(学生なので仕事をまだしておらず考えが甘いかもしれませんが)。

少し話がそれましたが、要は学業と就活の共通のスキルもあるよってことです。

その中で学業をやる意味を考えると、難しく考えすぎず「教養を得るため」と考えて気楽にやればいいのです。いろいろ知っておくと自分の中に新しい価値観を作り出すことができるかもしれないし、たぶんどっかで役に立つことがあります笑

もっとまじめに勉強しろといわれるかもしれませんが、大学では気楽に教養を学びましょう!

 

③人生の未来を学ぶ方法があるのか

最後はこれです。

不確実な時代といわれている中で、人生がどうなっていくのかを学ぶ方法があるのかです。就活していて一番不思議だったのが、これからどんな人生になるのかをあまり考えていないということでした。

確かに確実ではないものの100年時代のライフスタイルがどうなっていくかを書いてくれている本はありますし、ニュースを継続的に見ていればどのような方向に変化が起きているかはわかってきます(noteにはそのようなニュースの流れをまとめてみました)。

ということでこの疑問に関する答えは、「ある」でした。

人生について考えるのに一番のおすすめはやはりこれです。

booktrain.hatenadiary.jp

就活の前に読んでおくと、今の前提をしっかり見直せると思います。

 

今回は、最近気になっているニュースから考えていたことをまとめてみました。

大学も就活も楽しめる人が増えたらいいなと思います。