通学読書

理系大学院生が読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

【書評】 「LIFE SHIFT」 リンダ・グラットン アンドリュー・スコット (東洋経済新報社) Part2

LIFE SHIFT Part2

 

今回は引き続き、リンダ・グラットン「WORK SHIFT」(プレジデント社)をご紹介します。

 

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前回は人生100年時代と言われる背景、これからの生き方を変える要因をご紹介しました。

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寿命に関しては驚きますね。いつも今の寿命しか入らないので、これまでの変化を見てみると明らかな傾向があり常識の怖さを感じたりします。

そして二回目となる今回は、これからの時代に必要となる資産や新たな人生のシナリオ、ステージに関してご紹介したいと思います。

 

【概要 Part2

・お金に換算できない資産の必要性

・学び続ける人生

・移行期という人生の新しいステージ

 

○今後必要になる資産の捉え方

今も資本主義のひずみが拡大しているということが言われています。

それが拡大していく世界では、お金という資産だけを追い求める考えをシフトする必要性があるのです。

今後必要になる資産は、生産性資産・活力資産・変身資産になります。

生産性資産は所得を得るために必要なスキルといった資産であり、活力資産とは肉体や精神の健康のための人脈というような資産のことです。(WORK SHIFTの際にも同じような話があったと思います)

そして、特に新しく知るべき資産は「変身資産」であると思います。

これは次に紹介する新しい人生のシナリオで詳しく紹介するのですが、新しいことを学ぶための資産です。

 

○変化する人生のシナリオ

前回3ステージの人生の限界を紹介しました。

それではどのように人生は変化するのでしょうか。

端的に言ってしまうと「学ぶために変化するステージが含まれる」人生になります。

これまでのように、大学までで学ぶ期間が終わるのではなく、必要なタイミングで仕事を中断し学びなおすことになります。また、100年肉体的・精神的に健康に生きるために一度仕事を辞めて旅行に行って回復するといった時期も必要になるのです。

これまでのように入社から定年までずっと働き続けるのではなく、4つ5つのステージに分かれた人生になるのです。

 

○新しく登場する変化する期間

先ほど紹介したように、これからは仕事を中断し学びなおしたりするステージが出てきます。

多様性を持った人脈を生かし新しい価値観に触れたり、新しく必要になったことを学びなおすといったことを行う期間になります。

旅してこれまでの仕事とは違う人と触れ合ったり、自分でビジネスを行ってみることによって学んだりと様々な選択肢が可能です。

そして、これまで若者に特有と考えられていたこの時間が年齢と関係なくなるのです。つまり、これまでの若者の性質として考えられていた学ぶ意欲と柔軟性を持ち続ける必要が出てきます。

 

 

今回は、人生100年時代になりどのように変化するかを見てきました。

これまでとは違うマインドセットが必要になりますが、知っておけば対応できる変化であるように感じます。