通学読書

理系大学院生が読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

GAFAを知る意味とは?

前回まで、スコット・ギャロウェイ「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」(東洋経済新報社)を紹介しました。

 

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四騎士各々のビジョン、戦略、共通点やGAFA以降の世界で必要となる要素に関して長々と紹介してきましたが、なぜGAFAを知る必要があると考えているのかをまとめたいと思います。

 

 端的に言ってしまえば、GAFAを知ること=世界のメガトレンドを知ること」であると考えているからです。

 

GAFAに関して重要な特徴としては以下の三つが挙げられると考えています。

1.超巨大な時価総額

2.各々がデータの接点を支配している

3.世界のエリートが集合する

人、金、データを超膨大に保持しているのです

つまり、未来に投資する際に必要なものをとてつもない規模で持っているということです。

GAFAの方針が世界のルールを作り出す=メガトレンドを創ると考えられるということです。現実にGAFAの動きが経済を動かしているというのは、少しニュースを追えば感じられることです。

 

今後の世界の方針を作っていく可能性が高いのであれば、それに関する最低限の知識を得ることが必須になります。

自分たちの生活の未来を知るためとなれば、GAFAを知りたいと思うのではないでしょうか

 

本書は教養としてのGAFAを知るのに持ってこいだと思うので、もし少しでも知りたいと思ったら手に取ってみてください!