結婚がいい取引ではなくなった 「未来を読む」
今「未来を読む」という本を読んでいます。
様々な知の巨人にインタビューして、その対話をまとめてくれている本です。
「サピエンス全史」のハラリさんや「LIFE SHIFT」のリンダ・グラットンさんなどがインタビューに答えています。
この本を読んでいると「LIFE SHIFT」ってやっぱいい本だったなと改めて思います。「人生100年時代」という言葉はこの本から生まれたはずです、たぶん。
その中でこれからは共働きの時代になるとあったのですが、昔言われた言葉を思い出しました。
「家事をすることは生涯年収2億円の仕事」
その時はへーと思っていましたが、100年時代の人生戦略で移行期間が出てくるということで、唯一の収入源となることがリスクになるといわれて、今こそこういうメンタルが必要なのかなと思いました。
リンダ・グラットンさんが日本で結婚しない人が増えている理由を「結婚がいい取引ではない」という意識が強まったと分析されています。新しい結婚生活を形作るうえで、上述のようなメンタルが必要になってくるのではないでしょうか。