通学読書

理系の大学院生が気軽に読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

【書評】 「WORK SHIFT」 リンダ・グラットン (プレジデント社) Part1

今回紹介する本は、リンダ・グラットン「WORK SHIFT」(プレジデント社)です!

 

 

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僕がビジネス書をもっと読みたいと思ったきっかけになった本です。働き方内容もとても濃いので、今回から何回かに分けて紹介することになると思います。

具体的には、2025年の働き方がどうなっているのかについて検討している本です。今起きている人工知能革命等によってどう働き方が変化していくのかどうすれば幸せな働き方が出来るのかを知ることが出来ます。

実はこの本は2012年に書かれた本ということで、2018年現在は変化が進行している真っただ中です。なので、現状とも比較していきたいと思います。また、理系の院生として感じることが多くある本でもあるので、個人的な感想も含めて紹介していきます!

 

【概要 Part1

・変化のスピードがこれまでになく加速している

・三つの面で従来の常識を<シフト>させないといけない

・働き方を変化させる5つの要因

 

○これまでにない変化のスピード

これまでも人々の働き方を大きく変える革命はありました。

生活を大きく変えた革命として一番思いつきやすいのは、産業革命ではないでしょうか。

しかし、実は産業革命期の生産性の伸びは今日に比べるといたって緩やかだったのです!

実は働き方に社会的変化が起きる時は、「エネルギーの変化」があります。そのため、実際には第二次産業革命時期の「蒸気機関の登場」が大きな契機だったのです。

そして現在は「コンピューターの処理能力」という「新しいエネルギー」が登場し、大きな変化が起きようとしています。それがグローバルに波及することにより、イギリス中心だった産業革命に比べて大きな変化のスピードになると予想されるのです!

 

○三つの面での<シフト>

働き方が変化する中でこれまでの常識の中でもシフトが必要なものがあります。

シフトさせなくてはならない常識として本書では大きく3つ挙げられています。

  1. ゼネラリスト的な技能を尊ぶ常識
  2. 働くことの成功させる土台が個人主義と競争原理であるという常識
  3. どういう職業生活が幸せかという常識

個々について詳しくはまた紹介しようと思いますが、ここでは2018年時点でどうなっているのか少し検討してみたいと思います。

就活をして3は変化しつつある部分があるのではないかと感じています。本当に自分がやりたいことを考える機会が提供されるようになってきているのではないでしょうか。

難しいのは2を日本においてどう判断するかです。他と比較すると集団主義よりのような気がしますが、その集団に多様性があるかは疑わしく、意味のある集団主義かは判断が難しいところです。理系の院生だと1が身近なことでありまた紹介したいと思いますが、一番進んでいないと思います。

 

○働き方を変化させる5つの要因

何が働き方を大きく変化させるのでしょうか。

その要因として5つのことが考えられます。

  1. テクノロジーの進化
  2. グローバル化の進展
  3. 人口構成の変化と長寿化
  4. 社会の変化(家族形態、余暇時間等)
  5. エネルギー・環境問題の深刻化

2018年でも大きく話題になっている要因ですね。

テクノロジーの進歩の速度はとどまるところを知らず、先進国を中心とした少子高齢化や環境問題も大きな問題となっています。グローバル化は今岐路に立っているところではありますが…

一つ一つに関しての詳細に関しては省きますが、これらが変化の要因であると理解し、アンテナを張っておくことが大切だと思います!

 

 

今回はどうマインドをシフトするべきかなぜシフトする必要性に迫られるかを紹介させていただきました。

次回、本書で紹介されている、この変化によって起こり得る働き方の変化を紹介したいと思います!