通学読書

理系大学院生が読んだ本の感想や気になったことを書きます。(twitter:@booktrain8807)

ニュースを理解する上で有用な本 ~後編~

昨日、前編を公開しました。

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今回は、後編として二冊紹介したいと思います!

 

①「LIFE SHIFT」

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ニュースでも話題として多く取り上げられてる「人生100年時代」、この言葉のきっかけとなったのがこの本です。

これからの人生の前提がどう変化していくのかを分かりやすく書いているので、この本を読むのと読まないのとではだいぶ理解後が変わると思います。

 

②「オペレーションZ」

これは財政健全化関連のニュースを理解する上で読んでおくといいなと思った本です。

今の日本の債務を解消するためにはどこまでやればいいのか、デフォルトと戦う財務省職員と首相の戦いを描いた小説です。

税制度のニュースを理解する際にデフォルトという現実を知っておく必要があると思うので、ニュースの理解につながる本として紹介させていただきました。

 

ニュースを理解する上で有用な本 ~前編~

こんにちは。

昨日までは「七つの会議」の感想を書いていましたが、今日は別のテーマで書きたいと思います。

 

毎日ニュースはチェックしていますが(ニュースはnoteにまとめています)、ニュースを理解するうえで読んでおいた方がより理解が深まると思う本を二回で紹介していきたいと思います。

 

①「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」

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今のニュースはGAFAについて毎日に近いくらい報道されています。そのGAFAの戦略に関して紹介してくれているのがこの本です。

GAFAについての理解度が上がるという点で、読んでおく価値があると思います。

 

②「ホモ・デウス 上下」

今のゲノム編集のニュースなどに関して理解するのにこの本はとても役に立ちます。

人間の欲望がどこに向かっていくのかを書いてくれている本なので、今の技術革新などの背景の理解にとても役に立つ本だと思います。

 

今日は、この二つを紹介にしました!

毎日の流れを理解しやすくなる本だと思うので、ぜひ読んでみてください!

 

「七つの会議」の美しい対比

昨日「七つの会議」の簡単な紹介をしました。

組織犯罪の心理をきれいに描いている小説はなかなかなかったので感動したのですが、これは実際に日本企業の不正の裏側だったのかなと想像しました。

高度経済成長を引きずり、厳しいノルマを課せられた結果、魂を売った営業と魂を売らずに日が当たらなくなった営業。

美しい対比でした。そして、最後は人間としての心が勝つ。

 

「倍返し」より美しい倍返しなのかもしれません。

【書評】七つの会議

最近映画で公開された「七つの会議」が気になり、本で読んでしまいました笑

 

とても面白かったです。

具体的な内容に関してはあまり触れないでおきたいと思いますが、日本企業で生き抜く社員をいろいろな視点から書いており、どの人物の支店でもスリルがある小説になっていました。

企業ぐるみでの不正を題材にしており、正直感情移入できてしまう人物も出てくるのですが、この小説を読んで「人として」を忘れないで生きていかなければいけないと改めて感じました。

善悪の判断の最終決定権を持つのは「人として」の倫理観であり、そこを鮮明に描き出すこの池井戸作品はとても読みごたえがありました。

まだ学生なのでこれが社会のリアルをどの程度描き出しているかは分かりませんが、覚悟して社会人になりたいと思います。

 

「新哲学入門」難しい

今日はブログタイトルのままの内容です笑

 

「新哲学入門」という本を読んでいます。

「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」の中で、哲学の入門書として紹介されていたため、読んでみようと思い買ってみました。

ただ哲学ってやっぱ難しい…という壁に今当たっています。

書いてあることはとても面白いんですよね、「認識する」とはどういうことかを概念的に説明してくれていたりと「なるほど!面白い!」となります。

言葉としての難しさがあるので、なんとか頑張って読んでいきたいという意思表明も込めて投稿したいと思います!笑

未来予測

今日は未来予測について考えてみたいと思います。

 

未来予測って当たらないもののような気がしますよね。

確かに自分の未来に関してだったり、個々の予測は難しいですよね。あとは地震予測などといった未来予測も難しいですね。

 

しかし、僕らの生活といったところに関しては輪郭くらいは分かるように感じました。

これは最近紹介した「未来を読む」を読んで感じたことです。

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未来の輪郭はある程度決まっているのではないか。様々な賢人による未来の輪郭の描き方を見ているとそんな気がしたのです。

そういうのにも興味を持って学べる人が今後生き残っていくのかもしれませんね。

そう考えると本を読めるって素晴らしい興味の持ち方なのかもしれません!

もっと本を読んでいきたいですね!

 

 

本のコスト

この前読んでいた本にすごいいい言葉があったので、今日はその言葉を紹介したいと思います!

 

突然ですが、本のコストっていくらだと思いますか?

一冊だいたい1000円くらいですかね。

そうすると一冊1000円のコストがかかってしまうと思ってしまいませんか?

少し高いような気がしてしまう人もいるかもしれません。

しかし、本のコストは違うんです!

 

確かに「一回しか」読まないなら1000円です。

しかし、「10回読み返したら」一回あたりは100円なんです!!

 

この考え方を読んでその通りだと思いました。

何回も繰り返し読んで楽しめる。

それこそ本の価値を本当に引き出しているんですね!

とても本質的な言葉だと思ったので紹介してみました!